構造機能科学研究所 ~お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」~

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治療から予防へ(セルフメディケーション)19.衛生と免疫:(1)学びの順番

2020.11.13

治療から予防へ(セルフメディケーション)
19.衛生と免疫:(1)学びの順番

私は、学びを「身体、心、知識」の3点から捉えています。
アレルギーを通して免疫を追究してきた結果、身心の健やかな成長と維持には、この3点の学びには優先順位が必要であると考えています。

私の考える優先順位は以下の通りです。
①身体の学び/体学
②心の学び/心学
③知識の学び/知学

免疫は、先天性の自然免疫と後天性の獲得免疫(適応免疫)に大別されており、その実行は「自然免疫×獲得免疫」によって成されています。

「自然免疫×獲得免疫」によって実行されている免疫応答は、数百万から数千万とも言われています。この膨大で多様な免疫応答は、生命進化の過程において、抗原(アレルゲン)との遭遇体験を通して学び体得したものです。

獲得免疫は、主に生後の体験によって得られる免疫を意味していますが、自然免疫においても胎児が母体を通して獲得してきている免疫ですので母体の免疫状態が重要です。
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このように免疫の成り立ちは、抗原との遭遇体験に基づいていますので、間違った衛生や過度な衛生は、免疫の獲得・醸成を妨げたり乱したりします。

衛生と免疫の関係について、過去に取り上げられた一例をご紹介いたします。

現代生活におけるアレルギー急増の理由として、1986年、衛生仮説(Th1/Th2バランスの偏り)が提唱されて話題になりました。
この仮説は、衛生志向の高まりによって、ヘルパーT細胞のバランスが、病原菌優位に作用するTh1の必要性が減衰し、物質優位に作用するTh2偏重になりアレルギーが増加したとするものです。

現在では、アレルギー増加の主な理由は、皮膚から抗原が経皮吸収されて体内に入り感作を惹起するという考え方「経皮感作」が実証されて一般化されています。

それではなぜ、免疫バリアの要である皮膚で「経皮感作」が容易に生じるようになってしまったのか?

現代生活において皮膚が脆弱化している現状に鑑み、構造機能科学研究所では、皮膚の衛生と免疫強化の両面を実現するスキンケアの重要性に着目して追究してきています。

「心の学び/心学」を第2位にしている理由は、免疫の二大拠点である皮膚と腸が、脳と密接な関係にあるからです。
表皮と脳は、ルーツが同じ外胚葉(皮脳同根)であることから、表皮は心と密接に結びついています。「皮膚は露出した脳」とも表現される所以です。

皮膚は自己と外界が直接接している境界ですので、境界で起こる感覚、すなわち皮膚感覚による認識は、無意識のうちに心の深いところに記憶されています。

また、スキンシップの効果として、脳内で作られる「オキシトシン」(ペプチドホルモン)という物質が出やすくなることが研究で解っています。このオキシトシンは「絆ホルモン」とも呼ばれ、愛情の関係を深めたり、ストレスを軽くしたり、情緒を安定させる働きがあります。

このようなことから、社会の諸々と初めて接する乳幼児の心身健康な成長には、スキンシップが重要であると言われています。

また、ヒトの腸には、脳に次いで多くの神経細胞(4~6億)が存在していることから「第二の脳」とも呼ばれています。
このように、皮膚・腸・脳のトライアングルが、免疫を介在して、心の深部醸成に関与していると考えています。

以上のことから、「知識の学び/知学」は、健全なる身と心の学びよりは優先順位を後位置にしています。


(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫



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