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※赤字の日はお休みさせていただきます。
治療から予防へ(セルフメディケーション)
18.予防接種・世界手洗いの日
10月も中旬になると、野山は緑から紅葉へと衣替えに急がしく、北国からは初雪の便りが届くようになりました。
季節の移ろいは、生物種の移ろいでもあります。
低温乾燥から高温多湿へ変化する春先と、逆に高温多湿から低温乾燥へ変化する晩秋は、生物種の一大変化の時です。
高温多湿時(夏季)は影を潜め、低温乾燥時(冬季)に出現して人類を悩ませている季節風インフルエンザウイルス。
一方、新型コロナウイルス(COVID-19)は、夏季にもその勢力は衰えず、季節依存性が少ないこともその特徴の一つになっています。
今年の冬は、従来の季節風インフルエンザに加えて、新型コロナウイルスのダブルパンチに見舞われるのではないかと心配されています。
多くの皆さんが、季節風インフルエンザの予防接種(ワクチン)を受けるかどうか、受けるとしたら何時にしようかと迷っておられるのではないでしょうか?
私もその一人です。
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予防接種には、「個人を守る」と「社会を守る」の2つの役割があります。
予防接種を受けるとその人の感染症に対する免疫(抵抗力)がつくられ、発症あるいは重症化を予防することができます。
また、多くの人が予防接種を受けて免疫を獲得していると、集団の中に感染患者が出ても流行を阻止することができる「集団免疫効果」が発揮されます。
その結果、ワクチンを接種することができない人を守ることにもつながります。
さて、皆さんは10月15日を何の日かご存知ですか?
私も知らなかったのですが、ユニセフ(国際児童基金)などが定めた「世界手洗いの日/せっけんを使った正しい手洗いを広めましょう」なんだそうです。
10月16日の日本経済新聞朝刊コラム「春秋」の記事を抜粋してご紹介いたします。
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2008年の国際衛生年に始まった取組みだが、コロナ禍の今年はその重要性は一段と増す。
日本ユニセフ協会は独自の手洗いダンスを公開して、正しい手洗いの習慣を、と呼びかけている。
世界の人口の4割に当たる約30億人は、せっけんと水で手を洗う設備が家に無い。
十分に手を洗えれば下痢や肺炎を防ぎ、年間100万人の子どもの命を守ることができるという。
生まれてきたらそこがたまたま水道もせっけんも無い国だった。
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私が標榜するセルフメディケーションの基本は、「衛生と免疫」です。
免疫には自然免疫(先天性免疫)と獲得免疫(後天性免疫)がありますが、この免疫系形成において衛生がいかにあるべきかを追究することが、今後の生命医科学の一大テーマと考えています。
構造機能科学研究所では、衛生と免疫を実現するスキンケアの研究と製品を通して、「子育て・勉強・スポーツ・QOLのサポート」を推進しています。
(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫