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※赤字の日はお休みさせていただきます。
新年おめでとうございます。
正月三が日は、関西では暖かく穏やかでしたが、皆様のところではいかがでしたでしょうか?
正月休みから目覚めよ!とばかりに寒さがぶり返してきていますが、仙台市の梅園では小寒の5日、昨年より約2週間早く「冬至梅」がほころび始めたそうです。
豪雪地帯はこれから冬本番を迎えますが、梅開花の便りを聞くと決まって思い出す言葉があります。
~厳寒に処して、梅花たらんとす~
…続きを読む…
「経皮感作」を予見して、適切なスキンケア製品の開発を目指して立ち上げた構造機能科学研究所は、19回目の新年を迎えることができました。
経営能力と商才の乏しい私がここまでやって来られたのも、皆様方のご支援とご厚情をいただいてのことであり、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
従来、アレルギーの原因となる抗原の体内への侵入は、腸などの消化器官や呼吸器官と考えられてきていました。
しかし、薬物の経皮吸収の研究とアレルギーが増加してきたこの50年間における洗浄料等化粧品の変遷、さらには幼児期に発症した息子のアトピー性皮膚炎を通して、適切なスキンケア製品の必要性を痛感していました。
構造機能科学研究所設立当時、世界の医学界では、アレルギーの始まりは食べ物や呼吸に起因していることが常識となっており、「経皮感作」は最近までは一般になっていませんでした。
しかし、2009年に明らかになった「茶のしずく石鹸」による多数のアレルギー発症事件を契機に急速に研究が進み、最近になって「経皮感作」が有力な感作経路であることが明白になりました。
このようなことから、厚生労働省では2014年6月27日にアレルギー疾患対策基本法を公布(法律第98号)し、2015年12月25日に施行しました。
また「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」を2017年3月21日に策定しました。
そしてこの指針における「第4 アレルギー疾患に関する調査及び研究に関する事項」の一環として、乳児を対象に「経皮感作」の臨床研究を全国の主要医療機関10箇所で2017年7月にスタートさせました。
「経皮感作」が明白になると同時にスキンケアの重要性がクローズアップされており、アレルギーと化粧品の関係が注目されてきています。
この50年、清潔志向や美容意識の高まりに相俟って、従来は種類も少なく成分もシンプルであった化粧品が多様化し、様々な成分が使用されるようになってきました。それに連れて、製品処方も多様化し、成分を経皮吸収させる化粧品も増えてきています。
経口の場合には、消化管や肝臓で無毒・解毒化されるのに対して、経皮吸収された異物は無毒・解毒化されることなく全身に運ばれるので、微量でも注意が必要です。
そこで、㈱構造機能科学研究所では「経皮感作」の予見に基づき、皮膚本来が有するバリアを生かすことが重要ではないかと考えました。
注目したのは、従来の医学や化粧品においてその機能が見過ごされてきている「皮脂膜」です。
皮膚の清潔と皮脂膜を生かすことの両立を超分子科学によって実現し開発に成功したのがRIM超分子スキンケア化粧品「RIMソープ&RIMエモール」(略称RIM/リム)のスキンケアセットです。
これまでの18年は、お客様に多くの学びをさせていただいてきた研究開発の期間であったと思っています。
ようやく社会環境が整ってきましたので、今年は「すこやかに美しく」をサポートするスキンケア化粧品として、本格的なビジネススタートの年にしたいと思っています。
新年の冒頭に当たり、これまでの長きに亘る下積みの経緯と支えてきていただいている皆様への感謝、さらに抱負を述べさせていただきご挨拶とさせていただきます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫
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【お知らせ】
RIMソープは、低温でも泡立ちの良い洗浄成分や添加剤を使用していませんので、15℃以下になると泡立たなくなります。
お手数ですが温水等で温めてご使用くださいますようお願いいたします。
なお、温めていただく際には、熱湯等による急激な加熱はポンプ部分が変形して動かなくなる場合がありますので、50℃以下の温水をご使用くださいますようお願いいたします。