構造機能科学研究所 ~お肌の健康と美容に「RIMシリーズ」~

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スキンケアとは

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経皮感作(1)

2016.11.19


アレルギーを惹き起こすアレルゲン(抗原)はどこから体内に入ってくるのか?

最近までは、消化器官(食べ物)や呼吸器官(ハウスダスト等)が主な経路と考えられていました。

私が以前から注目してきていたのは経皮感作です。経皮感作とは、アレルゲンが皮膚から体内に入り、アレルギー体質になることです。
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経皮感作に注目するようになったのは、今から30余年前のことです。私はスキンバリアと薬物の経皮吸収の相関追究を約10年間に亘って行っておりました。その際、薬物の経皮吸収性がスキンバリアの強弱や製剤処方に相関することを経験し、経皮感作がアトピー性皮膚炎等アレルギー増加の一因ではないかと考えました。

ならば皮膚本来のバリアを整えることができるスキンケア製品があれば、アトピー性皮膚炎等アレルギーの予防や軽減ができるのではないかと考えました。

この考えの追究と好適なスキンケア製品の開発を目指して、有志の先生方にご賛同をいただいて、1999年に構造機能科学研究所を設立しました。

経皮感作が、アレルギーの原因になることが世の中に広く知られることになったのは、当研究所がRIM超分子スキンケア基礎化粧品「RIMソープ&RIMエモール」(略称RIM/リム)発売6年後の2010年のことです。

2005年から某社が発売していた小麦成分を加えた石鹸で小麦アレルギー等が多発しました。原因は、保湿剤や起泡剤として配合していた小麦成分(グルパール19S)が経皮吸収されアレルゲンとなって感作を受けたことにあります。

この事件は、アレルギーに対する認識を大きく変える契機となり、経皮感作がアレルギーの有力な一因として認識されるようになり、スキンケアの重要性がクローズアップされるようになりました。

また、19種類の殺菌剤入りの石鹸(薬用石鹸)が欧米に次いで日本でも販売禁止にすることを厚生労働省が2016年9月30日発表しました。

これらの殺菌剤を含む石鹸は、通常の石鹸と比べて優れた殺菌効果があるとはいえず、欧米の疫学調査や研究において様々な健康被害を生じることが指摘されています。

特に問題視されているのが免疫系への影響です。殺菌剤が経皮吸収されて、アレルギーの原因になっていることが指摘されています。

注目すべきは、経皮吸収された物質は、経口吸収された場合と代謝が全く異なると言うことです。

経皮吸収された有害物質は、経口吸収された場合と違って、肝臓で解毒されることなく血流に乗って全身に回り体内に蓄積する可能性が高いと言われています。

また、経皮吸収された物質は、先ず皮下組織に滞留し、徐々に血液に移動し、長期間に亘って少しずつ排泄されていくことが確認されています。
代謝に時間がかかるということは、有害物質を使用し続けていると、少しずつ蓄積することになります。従って、経皮感作は遅延性であり、一般に数年経ってからアレルギー症状として現れてきます。

たとえ微量でも、有害な化学物質を毎日、皮膚から吸収していけば、徐々に体内に蓄積していきますので注意が必要です。

次回は石鹸等洗浄料について、何故、経皮感作における指摘が相次いでいるのか、お伝えいたします。


(株)構造機能科学研究所
代表取締役 鈴木 正夫

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